設計~生産~経理まで
3Dライブラリー×meviyで全工程を繋ぐ
山陽精機株式会社 様

課題
  • 3Dライブラリーによる標準化で、規格品・規格外部品の感覚やコストの感覚が薄れていた
  • 2D図面での手配には見積準備だけでも3日~4日を要していた
解決策
  • meviyで見積もりが取得できる部品は全てアップロード
効果
  • 価格と納期をその場で確認でき、規格修正や発注の判断を迅速にできるようになった
  • 段取りや手配で余った時間を他の仕事に費やせるようになった
  • 設計から生産現場の管理、経理まで、3Dデータで動かせるようになった

 

–御社は3Dデータの活用や自動化がとても盛んだと伺いました。

高井様

はい、3Dデータで作った部品を全てライブラリーにして保管しています。そのため3D設計はもちろん、部品表の自動作成や発注業務の自動化など、後工程も含めてデジタル化を進めています。

ただ私が転職してきた時は全く違いました。当時は2D設計が主流だったのですが、部品が全く規格化されていなかったことに衝撃を受けました。元々勤めていた建築業界では、部材はライブラリーとしてたくさん揃っていて、それを配置するだけである程度まで完成していました。そこで、まずは2Dライブラリーを構築し、3D化が普及してきたのを機に2003年に3Dライブラリーも構築しました。

–では、設計者からよく聞く手作業によるミスは無縁なのですね。

高井様

たまには公差の指示ミスであったり、本数の記載ミスなどはありますが、部品の仕様に大きく影響するような手配ミスはありません。
しかし3Dライブラリーを使った設計による課題もあります。設計時にライブラリーから部品データを取ってくるだけでいいので、設計者によっては規格品・規格外品という認識が薄れてしまっています。そのため、いざ発注しようとすると「あれっ、これ規格外だ」となって、そこから2D図面を描いて見積もりを始めることになり、ヒヤッとしたことがあります。

–meviyで3Dデータの見積もりができると聞いたとき、どんな印象でしたか?

高井様

以前見た事例紹介で「ここまできたか!」と書いてありましたが、まさにそんな印象でした。
3Dデータは形を決めた瞬間に全ての情報がその中に入るので、データ化して工場に持っていき、現場の管理にも使用します。また部品表としてエクセルに変換して経理にも使用します。データは資産ですから、それをいかに有効に使うかは絶対に考えないといけないと思っていました。なので、meviyのように見積もりも発注も3Dデータでできるサービスは素晴らしいと思いましたね。

–実際にmeviyを使ってみていかがしたか?

高井様

価格や納期が瞬時に分かる、しかもそれが3Dデータでできる、というのは3Dで設計をする側からすると本当に便利だと思いました。使い勝手にも違和感はありませんでした。
ただ、価格や納期が安い・早いという感覚ではありませんが、こちらがタイミングを見計らって発注できれば困らないと思っています。また納期が合わないときは、希望納期を記載して再見積もりをすると対応してくれます。Webだけでなく、オペレータの人が後ろに控えていると感じられるのは、安心しますね。
過去にプロジェクト一覧の“☆”のお気に入りマークを取り入れて、繰り返し発注する部品を分かりやすくする機能があったら便利、と言ったことがありました。するとすぐにその機能が追加されたことがあります。改善が早い点はさすがミスミさん、と思いました。

–meviyによって仕事の仕方が変わった、ということはありませんか?

高井様

一番大きなところではやはり2D図面を描く部品点数が減ったことです。全ての部品をまとめて描いて見積もりを取るので、見積もりの準備ができるまでに3日~4日はかかっていました。しかし、全部品の図面を描いて見積もりを取っていたときと、一部の部品だけでもmeviyで見積もりを取るようになってからでは、後者のパターンで2日は早くなりました。

sanyo_meviy03

–今後はどのようにmeviyを利用していこうとお考えですか?

高井様

同じような部品を同じような規格で設計していけば金型価格も安定しますし、部品の価格も納期も予想が出来るので、今後はここを標準化させようと思っています。なのでmeviyで一度価格も納期も分かっている部品に関しては「このパターンのときはこれと同じ部品を使う」という風にしたいので、☆のお気に入り機能は積極的に使っていきたいです。それができれば、逆に設計者は☆から部品を探して、規格を決める流れが生まれるかもしれないです。全て一から考えていたのが、meviyを見ることで考える作業が削減されて、本当に重要な構想設計に時間が使えるようにしていきたいです。

–meviyが今後どのように改善されていったらもっと使い方の幅が広がりますか?

高井様

一つは角物も見積もれるようになってほしいです。角物は製品部と同じだけあって、全て2D図面に描きなおしています。やっぱりそれぞれ公差を指示して、ダブルチェックを入れて手配するのは本当に面倒な上、工数がすごく多いんです。なので角物も丸物もガツガツアップロードできたらすごく助かります。
二つ目が、会社ごとのカスタム仕様になるといいですね。その都度プルダウンで公差を選えばないといけないので、ここでミスが起きる可能性があるんですよね。例えば会社単位で「F1はこの仕様、F2はこの仕様・・・」というのを先に設定しておいて、「今回はF6で発注しよう」となったら、ボタン一つで全て反映されたらもっと便利かもしれないです。

sanyo_meviy05

 

会社情報

山陽精機株式会社

自動車の機能を必要とする内装・外観・小物樹脂部品、ダイカストをメインに多種多様な金型を制作、設計から工場現場の管理に至るまで3D化・自動化を進めている。創業以来一貫して無修正組み立てをテーマに、マシニングの長時間自動運転や工場内の恒温環境の整備に力を入れるなど、“金型工場のIoT”を実践している。

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